2018FIFAワールドカップ ロシア モスクワ~サランスクの無料寝台列車

サランスクでのコロンビアvs日本を観に行くのに、無料寝台列車を使ってみた!

サランスクで行われる日本代表の試合を観に行くのに、FIFAが試合観戦者向けに提供している無料の臨時寝台列車を活用してみました。

サランスクには、大きなホテルがそれほどなく、日本戦がある日などは予約がほぼ取れないということもあり、FIFAが提供してくれる無料寝台列車を活用しての試合当日の現地入り、試合終了後の深夜に現地発の、0泊3日(車中2泊)という強行プランで乗り切ることが現実的な選択だったのです。

もちろん、「無料で寝台列車に乗れる!それはラッキー!」という側面ももちろんありました(笑)。

モスクワ(カザンスキー駅)

ということで、6月18日(火)の深夜25:10(6月19日 1:10)にカザンスキー駅を出発する無料の臨時列車が取れたので、それに乗ってサランスクに向かうことにしました。

夜の鉄道駅周辺の治安はイマイチ不安なので、少し早めに駅に向かいました。

駅の周辺もまだ明るく、荷物検査を受けて中に入ってみると、駅の中は結構大きくて、お土産屋さんなどは閉店しているものの、飲食店やフードコートのようなお店はそこそこ開いているので、そこで時間をつぶしている人たちもチラホラ。

これがフードコートみたいなもの(一部)

寝台車に乗って着くのが11時過ぎなので、朝食用にピロシキなどを買い込み、あとは大きめの水を買い込み、列車を待ちました。

そして、駅構内にある大きな電光掲示板で、行先がサランスクの乗車する列車が搭乗開始になったことを確認して、ホームに向かいます。

ホームに入る前にもあらためて荷物検査を受けて、5番線のサランスク行きに乗り込みます。

無料の寝台列車

出発前

これが、これから乗り込むサランスク行きの列車の最後尾車両です。

列車の入口に車掌さん・ボランティアスタッフが立っていて、検札(試合のチケット・パスポートでの名前確認など)を行い、自分の席を教えてくれます。

こちらが私が乗った車両の車掌さんと、ボランティアスタッフの方

試合のチケット・パスポートなどを確認されて、乗り込みます。

寝台列車の通路を撮ってみました。少し狭い感じがしますが、こんなもんでしょうね。

そして、座席の背もたれを倒してベッド状態にして、シーツも敷いた状態がこんな感じです。

同部屋がどんな方になるか、少し気にしていましたが、私を含めて全員が日本サポーターでしたので、少し安心しました(笑)

簡単な挨拶をして、時間も時間(深夜1時過ぎ)なので、バタンと寝ました!

寝台車の中の様子

朝少し早めに目覚めたのもあって、他の方はまだ寝ていらしゃる時間でしたが、写真を少し撮ってみました。

向こう側のベッドの下の段では、同じ部屋になった男性が寝てらっしゃいます。毛布に包まっているので、どこが頭とかわかりませんがw。

そして、上の段はこんな感じです。

今回のFIFAの無料臨時列車は、2等寝台にあたる車両を提供してくれているようで、私が乗った車両は、コンセントが部屋内にありました。

ベッドは下の段だったのですが、背もたれを戻して座席状態にしたのがこんな感じです。

ヘッドレストの部分は、タオル掛けになっていたり、少しものを収納できるスペースになっています。

寝た時の頭の部分には、読書灯がついています。

ただ、エアコンがないので、列車が停車しているときは、ものすごく暑かったです。ただ、走り出してしまえば、窓から適度に空気が入ってきますので、そこそこ快適に過ごせました。

この日の私の朝食は、カザンスキー駅で事前に購入しておいたピロシキ。

みんなボチボチ起きたときに、廊下側(通路側)から撮ってみたのがこれです。

そして、上の段のベッドをしまった状態がコチラ

結構スッキリとした状態になっているのがわかると思います。

ベッドはそこそこグッスリ寝ることができて快適でした。

列車内の設備

通路に出ると、何号車というような電光掲示板があります。

そして、通路奥の左側には湯沸し器が見えます。

お湯が自由に使えるみたいなのですが、今回の旅行では私は使いませんでした。

あと、湯沸しの手前のショーケースに商品が並んでいますが、車掌さんに言えば、ものを売ってもらえるようです。

部屋の中には、メニュー表があって

飲み物や料理なども頼めるようでした(使ってませんけど)

通路はこんな感じですね。

あと、部屋に入る前には座席番号などが壁に書いてあります。

引き戸になっているのですが、開けるのには結構力がいりました。

窓から見える景色をのんびり見ながら

のどかだなー(携帯の電波もつながらないような田舎を走っている場面も多かったです)

トイレ

各車両の前と後の2箇所にトイレがありました。

結構、こまめに車掌さんが掃除されてたりするようで、キレイな状態で使えました。

水道の蛇口のあたりにある緑色のスプレーは、消臭スプレーのようなものみたいです。

トイレには紙とか流せないので、まあ、そういうスプレーも要るんでしょうね。

サランスク到着

そうこうしているうちに、サランスクに到着

めっちゃ晴れてていい天気でした。

ホームに降りていろいろパチリと駅舎を撮ってみます。

この日はもちろん、コロンビアサポーターも多数乗ってました。

乗ってきた列車はこんな感じです。

FREE RIDEの看板がありました

もうこの辺りから、コロンビアのチームカラー黄色がいっぱい目に飛び込んできました。

駅の外

駅を出たところすぐにブルーのテントがあって、ボランティアスタッフがたくさんいるインフォメーションセンターがありました。

少しでも困っていそうな人がいると、進んで声をかけてくれてました。

ロシアでは、ボランティアスタッフの方に結構助けてもらいました。

あと、写真には撮っていませんが、突然スーツ姿の日本人男性に声をかけられてビックリしました。

お話を聞いてみると「私、警察庁のものですが、何か事件やトラブルに巻き込まれたら、地元警察とも連係をとっているので、地元の警察に行って下さい。あと、臨時の大使館事務所も開設されているので、知っておいてください」というようなニュアンスのことを教えてくださいました。

サランスクでそんな声をかけてもらえると思っていなかったので、あらためての注意喚起と安心を与えてもらった印象でした。ありがたかったです。

こちら、街中心部の地図です(ガイドマップももらえました)

そして、駅舎はこんな感じ

さて、いざ、スタジアムへ向かうぞーと駅を徒歩で後にしたのでした。

無料寝台の移動も結構楽しかったです。

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